若い人たちから絶賛されているトヨタヴォクシー
トヨタのミニバンというと、世界に誇れるほどの機能、そして人気を誇っているという特徴があります。
これはトヨタヴォクシーも同じで、走行時のパワフルさが見た目に現れているので、高級にしたトヨタエスティマを彷彿とさせる作りになっているのです。
トヨタエスティマは、ちょっとオシャレで高級感が追求されている作りだったのですが、今ではファミリーカーの中で人気というだけで、トヨタヴォクシーとは似ているようで別物という扱いを受けることが良くあります。
なぜトヨタのミニバンを求める人が多くいるのかというと、それは、トヨタヴォクシーの特徴を確認すると良くわかります。
トヨタヴォクシーでありトヨタのミニバンは、「パワフル、ラグジュアリー感がある、ボディーの剛性が高い」という、高級車に求められている機能が、丁度良い範囲で取り揃えられているのです。
トヨタヴォクシーは、2001年に発売が開始されました。
それから2度のフルモデルチェンジを経ているため、どれほどトヨタのミニバンとして期待されているのかが良くわかります。
他にもトヨタヴォクシーには大きな特徴があり、それは居住性を高めている、そして、低燃費も実現しているというわがままなミニバンという特徴です。
これらの特徴は、従来のミニバンでは叶えることができませんでした。
というのも開発そのものが難しいだけでなく、そのような車両が求められているのかが不透明だったからです。
つまりトヨタヴォクシーは、新しい時代の需要を見込んで開発された車両のため、他の自動車メーカーのものとは一線を画する存在となりました。
今でも中古市場価格が高い人気車種
トヨタヴォクシーの人気が高い理由ですが、それは「中古市場価格が高値をキープしている」からです。
中古市場価格では150~300万円ということが珍しくなく、同じミニバンで比較すると、他の自動車メーカーのものより50万円ほど高いのです。
このような人気を得ている理由は、やはり「選べるグレード、もしくは個性の主張が激しい」からでしょう。
トヨタというと、ミニバンだけでなく全車両が「優等生な性能、簡素なデザインを良しとする」イメージがあります。
このようなイメージがあるため、トヨタヴォクシーの「煌」は現在も高価格で販売、買い取りされている状況となっているのです。
デザインが革新的、しかも従来のエコカーに搭載されている機能はそのまま、このような新次元のセンスで開発されているものが、トヨタヴォクシーという車種です。
トヨタヴォクシーのグレードには、「ZS、煌、V、X」があるのですが、すべてのグレードが高値を維持している状況となっているので、不人気のグレードがあるわけでもありません。
買取査定額の相場についても、現在は「ZSが230~240万円ほど」、「ZSのG’sが94~240万円ほど」、「煌は230~260万円ほど」となっています。
ハイブリッドV、Xのグレードについても、「150~200万円ほど」の買取査定額となっていますので、買取査定額が相場より安いケースは稀なのです。