ガソリン車の頃から圧倒的な人気を誇る
ホンダフィットの特徴となりますが、ホンダフィットは今でもトヨタのヴィッツ、アクアと比較されるほどの人気を誇っています。
この3台は「普通自動車の中でも売り上げがトップクラス」のため、ホンダフィットについても、他の自動車とは比較にならないほどの人気、販売実績を得ているのです。
ホンダフィットは、「丁度良い出力、燃費、居住性」で構成されており、丸みを帯びたデザインをしているのですが、女性だけでなく男性からも支持されている自動車です。
ホンダフィットと似たようなコンセプトの車種は多く存在します。
ではどうして、ホンダフィットばかりがクローズアップされるのかというと、それは「走り、出力ともに丁度良いと感じる1300cc、1500cc」で構成されているからでしょう。
実際にホンダフィットに乗ってみるとわかりますが、スムーズな出力で走り出しは快適の一言です。
しかもホンダフィットは、ハイブリッドシステム搭載のハイブリッド車でない、ガソリン車の時代から「静音性に配慮されている」という特徴があります。
このような機能を兼ね備えている車種は、トヨタであればアクア、日産であればノート、マツダであればデミオなどが似通っていると言えるのですが、価格設定も含めると、ホンダフィットが丁度良いというのは確かでしょう。
ホンダフィットは、中古市場価格であれば50~100万円ほどで、新品に近い車両を購入できますし、新しいモデルが現在も開発されているという魅力もあるのです。
そのため、特徴の多い自動車として紹介されることも多く、男女に関係なく高い注目を得ることが多いです。
優等生的な存在のホンダフィット
今ではあまりクローズアップされることも減りましたが、ホンダフィットの燃費は低燃費に分類されるほど優れています。
カタログスペックを確認すると、ホンダフィットは1300ccモデルであれば20.0~24.6km/Lの燃費となっており、1500ccモデルでは、19.0~21.8km/L、そしてRSでは19.0~21.4km/L、ハイブリッド車は28.2~36.4km/Lとなっておりますので、堅実な低燃費化が進んでいます。
1300cc、1500ccのカタログスペックはガソリン車の場合です。
ハイブリッド車と比較すると、まったく低燃費ではないと思ってしまいますが、ハイブリッド車の低燃費はリッターあたり30.0km前後のケースが多いので、そもそも比較しても意味がありません。
ガソリン車同士で比較した場合、低燃費と言われているガソリン車の平均は、リッターあたり18.0kmなので、このような数値を知っていると、如何にホンダフィットが優れているのかが良くわかります。
しかもコストパフォーマンスも良く、他の自動車メーカーの車種より、価格設定が高かったケースもほとんどありませんでした。
これこそがホンダフィットの人気の理由と言えるでしょう。
さらに今では、高性能なハイブリッドエンジン搭載のホンダフィットも販売されており、新時代のホンダフィットとして人気を高めています。
従来のホンダフィットよりもエンジン出力が高いだけでなく、スポーツモードへの切り替え、山道などの急勾配でもストレスフリーで加速できる、高度な進化を果たしている一面もあるのです。