中古車の売り時・買い時

中古車は時期によって金額も変わる?

中古車の金額は1年中一定という事がなく、需要が下がれば安くなります。
中古車の金額なんていつでも同じでしょ?と考えるのは間違いなのです。
中古車が売れないという時期にこそ、販売店としては販売しなければ商売にならないので、値段を下げます。

この時期を見計らって車を購入すれば、中古車を安く購入できるというわけです。
一般的に中古車の需要は11月から1月、冬場に落ちるといわれています。
では、中古車が安くなる時期と高くなる時期を理解しておきましょう。

ポイントを掴んで安く手に入れよう

一般的に2月から3月は中古車市場に出てくる車が多くなり、欲しいと思う車を見つけやすくなるので、需要がぐっと高くなります。
売ってほしいという人が多くなるので必然的に中古車の金額が高くなるのです。
逆に車が余ってくる4月から5月は車を欲しいという人が少ないという状況なので、車を安くしてでも売ろうと安くなります。

ボーナスがある7月、12月前は財布のひもが固くなる時期ともいわれ、中古車の需要も低くなり、価格が下がりやすくなります。
年が明けると車の年式が古くなるため、中古車も価格が下がります。

大型連休の前は車で旅行するという事を希望される方も多くなり、売ってほしい人が多くなるので中古車の金額が高くなります。
大型連休の後は買手が少なくなるので下がります。
この様に金額が上下するタイミングをよく理解しておくと、損することなく安く中古車を購入できるのです。

新車と中古車の市場は異なる

新車も中古車も同じ車なので市場の状態も一緒だろうと考える方が多いのですが、実は大きく違います。
新車の場合、3月の決算期が最も安くなる時期といわれ、新車を購入される場合には、春先、2月から3月くらいを狙うと、最も安く手に入れることができるのです。

中古車市場ではこういったことがありません。
新車業界の場合、ディーラーとしての売り上げが決まる時期が2月から3月という事で、売り尽くし状態になるので安くなります。
沢山売って最終的な販売台数を出来る限り高くしたいのです。

利幅が少ない状態で販売しても台数を売ってなんぼ!という事路があるので、この時期、出来る限りの台数を売る事に力を入れます。
中古車の場合、需要と供給がどうなのかによって安くなる時期、高くなる時期が決定するため、新車とは全く違う状態となるのです。

中古車を買うのに適している時期

他の人が中古車の購入を考えない時、これを考えると中古車が安く売られる時期を把握できます。
ボーナス前、長期休暇後、つまり人がお金を使おうと思わない時期です。
このタイミングを狙って中古車を購入することで、安く購入できる可能性が高くなります。