廃車の基準は?

廃車

車を売却したり、修理したりするよりは廃車にしたほうがいい場合があります。
このような場合は、廃車にしたほうがお得になるかを基準に考えて判断するといいでしょう。

廃車の基準

修理より買い替えたほうがいい場合
事故によって損傷が激しい場合は、修理せず廃車したほうがいいでしょう。
特にフレーム部分が歪んでしまうと修理をしても、見た目は問題なくても強度は元通りにはなりません。
さらに真っ直ぐ走れない場合もあります。そうなると更なる事故につながりかねません。
修理自体も高額になるので、よほどのない理由がなければ廃車をおすすめします。

走行距離20万km・20年経過の場合

かつては走行距離10万kmが車の寿命といわれていました。
しかし、現代の車は性能もアップし10万km程度ではまだまだ走れます。
そのため、20万kmを過ぎた頃が廃車のタイミングと考えていいでしょう。
ただし、メンテナンスが適切に行われ、パーツも寿命にあわせて交換されている場合に限ります。

製造中止になってパーツが手に入らない場合

長く乗り続けるにはメンテナンスが大切ですが、パーツが製造中止となった場合、故障してしまうと修理できません。
パーツについては10年を境に製造中止になることが多く、時間が経過するほど入手が難しくなります。
パーツを製造することもできますが相当な金額がかかります。

廃車の手続きについて

廃車手続きには「永久抹消登録」と「一時抹消登録」があります。

永久抹消登録

車が二度と使えないようにする手続きです。この手続きをすると再登録できず公道を走れません。

一時抹消登録

一時的に使用できなくなる手続きです。理由があって乗らない場合、行われる手続きになります。
再登録を行うことで、公道を走ることが可能です。
盗難被害に遭った場合もこちらの手続きを行うこともあります。

廃車買取専門業者へ売却もあり

一般的な中古車買取業者は損傷が激しい車を買取ってくれません。
しかし、廃車買取専門業者なら車を分解してパーツとして再利用したり、金属部分をリサイクルして再販します。
ただ廃車にするだけではなく、廃車買取専門業者への売却も検討してみるといいでしょう。