Ferrari(フェラーリ)

フェラーリ

スーパーカーと言えばフェラーリ

馬のエンブレムで有名のフェラーリはイタリアで創業されました。もともとはF1レースで活躍していた創業者「エンツォフェラーリ」がレース資金調達のためにロードカーを作り始めたのがキッカケです。F1のレースでは過去230回以上も優勝しており、F1と言えばフェラーリと言われた時代もあるほど。スーパーカーとして全世界のドライバーやレーサーからあこがれる存在となりました。
フェラーリのエンジンは、V8と言われるV型8気筒ターボエンジンを搭載。静かで振動が少なく、高出力なのが特徴です。このV8エンジンは、過去4年連続でインターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤーに選ばれた受賞歴もあります。
フェラーリと言えば、ボディーカラーの赤が特徴的で、車を知らない人でも赤い車と言えばフェラーリというほどイメージカラーとして定着しています。フェラーリのイメージカラーが赤になった由来として、もともとレーシングカーを製造していたことがキッカケと言われています。初期のF1では、国のナショナルカラーを使うことが主流で、日本は白に赤の日の丸、フランスは青、イタリアは赤という感じでレーシングカーのカラーを付けていました。レースで使用していたカラーがそのまま定着して今に至るわけですが、本来のコーポレートカラーは黄色だったそうです。たまに黄色の展示を見たことがある方もいらっしゃるかと思いますが、それにはフェラーリの本拠地「モデナ」の県章が関わっています。フェラーリのモデルにもある「モデナ」もこの地域名から付けられているのです。

フェラーリの人気車種

F40

フェラーリと言えば「F40」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。V8エンジンのツインターボを搭載しており、最高時速は325km/hを出したことも。プロでも扱いが難しいと言われるモデルですが、「F40」の人気は絶えません。張りだしたフェンダーや大きめなリアウィングが特徴的で、レーシングカーを彷彿させます。

エンツォフェラーリ

創業者の名前をそのまま使った「エンツォフェラーリ」は創業55周年記念で作られたモデル。V12を搭載して660馬力というパワーは最高時速350km/hを超えるそうです。パドルシフトでセミATトランスミッションがついていることもあり、スーパーカー好きにはたまらないモデルになっています。