
迫力のあるボディーが特徴的なシボレー
シボレーと言えば、スポーツカーや大型SUV、ピックアップトラックなど幅広いモデルがあり、最近では電気自動車に力を入れているメーカーです。ブランド名の由来は、スイスの「ルイ・シボレー」の名前から来ているもので、アメリカでは呼びやすく「シェビー」という愛称で呼ばれることがあります。
エンブレムの形は独特で、シボレーファンの中ではボウタイと呼ばれているそうです。この形はスイスの国旗から作ったと言われたり、ホテルの壁紙を参考にしたなどと言われたり、たくさんの説があります。もともとは水色ベースにシボレーの文字が書かれていたのですが、最近ではゴールドのボウタイ形状の物に統一されました。
アメリカの車の大型化を牽引してきたと言われるシボレーは、大排気量と迫力のあるボディーが印象的です。OHVエンジンは今でも使用されていて、新しいモデルになってもアメ車好きの心をつかんで離しません。また、インパラやベルエア、コルベットの50~60年代のビンテージカーの人気も絶えず、創業から100年ほどで2億台以上を販売しています。
シボレーのスポーツカーは、SUVやトラック系の車両と雰囲気が少し異なり、エンブレムを見ないとシボレーとは気づかない人もいるでしょう。内蔵されているエンジンは時速100kmまでわずか4秒で到達。シボレーのパワフルなところはしっかり持ち合わせています。最高速度は312km/hとスーパーカーと並ぶスピード感で、加速も速度もスポーツカー好きにはたまらないポイントになっています。
シボレーの人気車種
シボレー・サバーバン
1935年からずっと愛されているSUVモデル。7~8名の乗車が可能で広くて大きいボディーが印象的です。国産車と比べると迫力が全く違います。2021モデルでは3.0Lのターボディーゼルも発表。複数モデルがあるので、サバーバンの中でも好みは分かれるかもしれません。
カマロ
シボレーの人気モデルのカマロは、映画「トランスフォーマー」で採用されてから更に人気を伸ばしています。カマロは2002年で生産が終了していますが、2010年から新しいモデルを発表。カマロは過去複数回でモデルチェンジしているため、好みも様々です。新しいモデルのスポーティーさも評判が高いですが、初代カマロもアメ車好きに根強い人気を誇っています。ちなみに「カマロ」はフランスの古い言葉で「友人」という意味があるそうです。