動かなくなった車でも部品取りで買取需要がある

車の部品取り中

走行距離が10万キロを超えていたり、古い年式の車だったりすると買取の対象外だと思われがちです。確かにこういった要素があると査定額に影響するのは事実です。しかし、見た目が悪くボロボロな不動車でも部品取り専用という形で需要があるケースは少なくありません。つまり、車自体に価値がなくても、その車に搭載されているパーツに価値があるというケースです。ここでは、車買取における部品取りの需要や売却する時のポイントなどにつて紹介しています。

部品取りとして需要がある

走行距離の多い車や故障車、高年式の車でも部品取りとしての需要があります。入手困難なパーツが使われていたり、生産が終了していたりする車は、部品取りとしてその車を欲しがる人がいるのです。なので、絶対にこの車は売れないと思っているケースでも、蓋を上げてみるとたくさんの購入希望者が現れることがあります。

希少パーツの場合

希少なパーツが使用されている車の場合、動かない車でも部品取りとしての需要があります。特に市場に出回っている数が極端に少ないレアな部品だと、買いたいと考える人も少なくありません。例えば、日本車に使われていなくて、外国車に使用している部品がそれにあたります。

すでに生産していない部品の場合

車の純正部品は永遠に生産されるわけではありません。モデルチェンジをすれば生産が終了して、手に入らなくなったということはよくあります。このようなケースだと、新品で手に入れることは難しく、中古で手に入れることになります。近年旧車がブームとなっていますが、純正部品のほとんどが生産されていません。したがって旧車オーナーからすると手に入れるために動かない車の部品取りを考えるのです。

売却方法

動かなくなった車を売却する方法は大きく分けて2つです。部品を外さずに車ごと買取店に売却する方法と、分解してパーツごとに売る方法です。それぞれの特徴をチェックしてみましょう。

車ごと売る

中古車を専門とする買取店に不動車ごと売却する方法です。自分で部品を取り外す必要がないため手間がかかりません。また、パーツごとに売る場合自分で取り外してキズがつき部品の価値が下がってしまう恐れがありますが、買取店の技術者がパーツを取り外してくれるならそういったリスクがなくなります。

分解してパーツごとに売る

こちらは自分で部品の取り外しをして個別売却する方法です。この場合、中古車買取り専門店だけでなく、中古部品を扱うお店、ネットオークションなどでも売却が可能になります。

高く買取ってもらうには

動かなくなった車を少しでも高値で売却したいのなら、高く売れるタイミング知りましょう。例えばスタッドレスタイヤだと冬に使うため、夏よりも秋から冬にかけての時期が高く売れます。車の部品の場合、グリル、エアロ、フロントスポイラーなどのドレスアップパーツだと春から夏にかけて需要が高まる傾向です。また、部品取りを前提として動かなくなった車を売却するのなら、どのパーツが高く売れるのか把握しておく必要があります。高く売れるパーツがきちんと把握できていれば、買取店とも交渉がしやすくなり、高額査定になるでしょう。

まとめ

壊れて動かなくなった車や高年式の車でも部品取りとして需要があります。特に希少な物や生産が終了しているパーツなら、どうしても手に入れたい人も一定数存在します。動かない車だからと言って諦めずに部品取りとして売却することも検討しましょう。