
車の査定額には車種の需要や修復歴の有無、年式、走行距離以外にもボディカラーが左右されます。
車を売却する上で、査定額に対する色の影響を気にする人もいるでしょう。
車査定でリセールバリューの高いボディカラーについて紹介します。
色の違いで査定額が変化
中古車市場ではボディカラーの違いで需要に差が出ます。
人気のあるボディカラーの車は査定額アップが見込めますが、好みの分かれる色は査定額のダウンにつながります。
車の買い替えや売却を考えると、購入時のボディカラー選びは慎重にならなくてはなりません。
リセールバリューが期待できるボディカラーは人気の色から判断できます。
日本で人気のボディカラー
日本のトップ5は、1位ホワイト、2位ブラック、3位シルバー、4位ブルー、5位レッドです。
日本では昔からホワイトやブラックが人気で次いでシルバーとなります。
この定番の三色だと、新車を買う時の納車が早く、在庫も多いので値引き交渉しやすい、人気があるので手放す時もリセールバリューが高いというメリットがあります。
色別の特徴としては、白は清潔感があり、どの車にもマッチし、夜間の視認性が高いのも特徴です。
夏場に車内の温度が上がりにくいのもメリットの一つです。
デメリットとして無難で傷や汚れが目立ちやすい、洗車を怠っていると黄ばんで見えます。
ブラックはシャープな印象を与え、引き締まって見えるのが特徴です。高級感もあります。
反面、傷や汚れ、花粉などが目立ちやすく、熱を吸収しやすいのがデメリットです。
シルバーは飽きのこないボディカラーとして知られており、傷や汚れが目立ちにくいのがメリットです。
車種別のイメージカラーも人気
自動車メーカーは新車発表時にターゲットにあわせたボディカラーを採用したりします。
ホワイトは高い人気ですが、広告を見ると人気色ではないことも珍しくありません。
一般的にはマイナス査定にされてしまうような色でも、車種別のイメージカラーとして定着していた場合、リセールバリューは高くなります。
イメージカラーは自動車メーカーのホームページから確認できます。
塗り替えはリセールバリューを考えるとNG
一般的に人気のないボディカラーでも、査定額が低くなるとは限りません。車種に応じてイメージカラーがあるためです。
色の塗り替えを検討している場合、リセールバリューを考えるとマイナスとなります。
多額な費用が掛かるため、高く売ることを考えて塗り替えする人はいないと思いますが、覚えておくといいでしょう。